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2018年7月 1日 (日)

「二度目のリンクス」 - アイルランド編 9. 風光明媚なエールリンクス Donegal Golf Club -

Port Salon Golf Clubにも行きたかったけど、時間もないので通り過ぎ、この地方最大の街、Donegalにやって来ました。因みに今まで通ってきたアイルランド北部はDonegal州という州になっています。Donegalの街は昔は州都だった様ですが、今は違う様です。読み方がまた良く分からないのですが、ドニゴールと発音するらしいです。ドニゴールには空港があるのですが、ド二ゴール空港は着陸時に絶景をのぞめる世界の空港No.1に選ばれています。

 

 

 

ここまで車で来ましたが、そんな空港ならば飛行機で到着したいものです。ドニゴール空港に飛んでいるのはダブリンとグラスゴーからの2路線のみです。ダブリンからはアイルランドのAer Lingus、グラスゴーからはLogan Airというスコットランドの航空会社の便が、それぞれ1日2-3便飛んでいるだけです。ダブリンからは1時間くらいで片道安い時で40ユーロくらいでしょうか。グラスゴーからも1時間くらいで、片道70ポンドくらいします。機材もエアバスA320とかの大きな飛行機です。
お金と時間があれば、まだ行ったことがないグラスゴー周辺のリンクスをまわったあと、ド二ゴールに飛んで絶景を見ながらアイルランドに到着なんて事が出来ますね。

 

 

 

 

 


Donegal Gold Club は、1960年誕生の18ホールのリンクスコースです。アイルランドのミュアフィールドと呼ばれているとか。灯台があるのかな?北アイルランドのプロゴルファー、ダレンクラークさんの世界で最も好きなコースの一つ、だそうです。ビジターのプレーフィーはベストシーズンで10年前の2倍に値上がりしていて120€と高めですが、まあなんとか許せる範囲。写真に写っている様に1998年に建て替えたという白いクラブハウスが新しさを感じさせます。コース設計はEddie Hackettという人。BallyliffinのGloshedy Linksも設計していましたね。アイルランドのゴルフコース設計家です。

 

 

 

Donegal

 

(Donegal Golf Club HPより)
 

 

 

 

 

 

Donegal2
(Donegal Golf Club HPより)

 

 

写真の通り、本格的リンクスコースですね。ずっと田舎町を渡り歩いて来たので、ラウンド後にはドニゴールの街を散策しても良いかもね。
ついでに、少々距離はありますがスリーヴリーグ(Slieve League)まで観光に行けなくもないですね。

Sliabhliag

 

 

 

 

2018年2月28日 (水)

「二度目のリンクス」 - アイルランド編 8. 人口85人の島の美しき9ホール Cruit Island Golf Club -

アイルランドリンクスの旅に出てからもう一週間。早くも休暇が終わってしまいます。帰らないといけないけど、まだ不十分なので帰りたくない。まあいいか、もう一週間会社休んじゃえ。ということで、休暇を延長してリンクス旅を続けることにしました。(そんなこと本当にしてみたいなあ。)

リンクスコースは海沿いにあるのですが、あまり人が住んでいなさそうな辺境の島々でも、ゴルフ好きのスコットランドやアイルランドの人々はリンクスコースを作り上げています。スコットランドの北の方にゴルフをしに行こうと思えば、サウスウィスト島のオールド・トム・モリス設計のアスカーニッシュゴルフクラブ、ハリス島のファルドもプレーした9Hのハリス・ゴルフクラブ(ファルドさんいろんなリンクスでプレーしてますねえ。さてはリンクス愛好者だな。)、北の果てシェトランド諸島メインランド島のストロムネス・ゴルフクラブなどの、行ったことないけどプレーしたみたくなる様なリンクスが散在しています。そして、ここアイルランドにも魅力的なアイランドリンクスがありました。Cruit Island Golf Club、その名の通りクルイット島(クルット島?どうやらクリッチと発音するらしい。)にある9Hのリンクスです。クルイット島はその名の通り島ですが、アイルランド島本島から橋でつながっているので、上にあげたスコットランドのアイランドリンクスの様に、フェーリーに揺られて船酔いしながら到達しないといけないということが無く、短いスケジュールのリンクスツアーの最中にも寄って行きやすいアイランドリンクスです。
Cruit Islandの人口はわずか85人。島にはお店なんて無い。アイルランド人が大好きなパブさえもない。しかしゴルフ場はある! そんなゴルフ大好きな島です。これは行ってみないわけにはいきません。

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(Cruit Island Golf Club HP より)

コースは島の先端で大西洋に面し、海の向こうはアメリカです。1986年開設という新しいコースです。9ホールですがパー68となっています。ティーを変えて2回まわるのでしょう。ロングホールはなくて、パー3が2ホールで残りはパー4です。137メートルのパー3でウェッジを使いますか?それともウッドですか?と書いてあります。やっぱり風が強いのですね。でも風向きでクラブ選択がこれだけ変わる、というのにはリンクスをまわっていて慣れてきましたよ。

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(Cruit Island Golf Club HP より)

グリーンフィーは35ユーロ。18ホールでだと思います。写真を見ると、景観の良さがわかります。プレーしたらきっと気持ちいいに違いありません。Top100 Golf Courseというページでは、ここCruit Island Golf Courseは9ホールのコースとして世界のベストコースの一つ、という評価です。コースの写真を見ているとその評価も納得できるような気がします。ビーチも近く、サーフィンなんかもやっているみたいです。ゴルフの後にその辺をブラブラするのも楽しそうです。

Cruit_island__beach_next_to_donegal
(Wikimedia Commons HPより)

ここCruit Island Golf Clubは、アイルランドリンクス巡礼には外せない、珠玉のリンクスだと、行ったことないけど断言したいです。

2018年2月 3日 (土)

「二度目のリンクス」 - アイルランド編 7. エールの魂が宿る Gweedore Golf Club -

アイルランド共和国の公用語は英語とアイルランド語ですが、第一公用語はアイルランド語だとなっています。リンクスのことを調べていると、スコットランドやアイルランドの話の中で、ゲール語とか、ケルト語とかが出てきます。ゲール語はケルト人(昔ヨーロッパ中にいましたが、ゲルマン人やローマ人勢力に押されて、今はアイルランドやスコットランド、ウェールズ、フランスの一部辺りに住んでいる様です。)が話していたケルト語の一種。ゲール語にはアイルランド語、スコットランドゲール語、ウェールズ語などがあって、それらは結構違う様です。ゲール語は決して英語の方言ではなく、英語とは全く異なる言語で英語と意思疎通はできません。Wikipediaによるとアイルランドで日常的にアイルランド語を使っている人は非常に少ない様ですが、ゴールウェー方面では話している人もいる様です。


アイルランドのゴルフ場のHPは大抵は英語表記になっていて、頑張れば読めなくも無いのですが、時々さっぱりわからない言葉が書いてある時があります。ここアイルランド島北部はイングランドに近いせいか、アイルランド語を話す人は北アイルランドと同じ様なもので少ないみたいですが、HPに謎の言葉が並べられているゴルフコースのHPを発見しました。Gweedore Golf Club。これは英語なんだけど、なんと発音すれば良いのか良くわかりません。グウィドールで良いのだろうか?HPにキャプテンの挨拶らしき文章が記載されていますが、まさにこれがアイルランド語です。最近世の中便利になって、そんな全然わからないアイルランド語ですら、翻訳してくれるページが存在します。Gweedore Golf Clubも、アイルランド語にするとこれ、Galf Chumann Ghaoth Dobhair 。Galfはなんとなくわかるけど、あとはさっぱりです。だいたい単語が4つあるのはなんなんだ? ここGweedoreでは日常的にアイルランド語が話されていて、アイルランドで最もアイルランド語を話す人が多い街だそうです。人口は約4000人。これは、アイルランド語を覚えて行ってみないといけません。アイルランドのゴルフの魂が見つかるかもしれませんしね。

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(Gweedore Golf Club HPより)

コースは18ホール、5639ヤードと短めでパー71。OUTが37で、INが34となっています。ひねくれ者なのか、私はこういうアンバランス好きです。
グリーンフィーがなんと驚きの15ユーロ。with member 10ユーロとあるから、15ユーロはビジターのフィーだと思います。
クラブは1923年設立。コースは昔は9ホールだったものを、ここ10年くらいの間に、14ホールへ、そしてさらに18ホールへ拡張した模様です。HPの写真を見ると、景色も良さそうで結構いい感じです。
でもアイルランド語を覚えるのは厳しいなあ。「こんにちは」が、Dia duit。ディアデュイットって言うのかな?「おはよう」はMaidin mhaith。全然つながりがない。Good afternoon とGood morningの関係ではなさそうです。

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(Gweedore Golf Club HPより)

アイルランド北部は、旅行のガイドブックに出てくることもほとんどないのですが、この近辺では唯一ガイドブックに出てくるグレンベアー国立公園が比較的近いです。旅行に行かれた方々の旅行記を見ると綺麗なところですので、ちょっと寄り道したい気がします。




2018年1月28日 (日)

「二度目のリンクス」 - アイルランド編 6. 珠玉のローカルリンクス Dunfanaghy Golf Club -

ここまで4つのコースでプレーしてきましたが、まだ北アイルランドとアイルランド共和国の国境を超えてから100キロくらいしか進んでいません。先に進まないと時はどんどん過ぎて行きます。でも、またまたロサペナのすぐ近くに穴場かもしれないリンクスを発見しました。人口300人ほどの街、ダンファナイにある、Dunfanaghy Golf Clubです。辺境の地にある小さな町のゴルフ場、私が探していたhidden gem(隠れた宝石)かもしれません



最初にここでゴルフがプレーされた時を特定するのは難しく、一説によると、1740年代にR&Aの設立メンバーの一人がこの地に来て、6ホールのコースを作ってプレーしたと言われていますが、そのコースが今のDunfangaghyなのかどうか、等はわかっていない様です。その後、1886年にここでゴルフがプレーされたという記事があり、それが最古の記録だとの事。1906年にはDunfanaghy Golf Clubが設立し、かのハリーバートン(オーバーラッピンググリップの開祖でもあります)が設計しているとの事です。

ホームページ
を見ると、コースはフラットで広々とした感じのリンクスコース。バーンを渡る石造りの橋が歴史を感じさせます。コースからは荒々しさはあまりあり感じられませんが、海がすぐ近くで風が強そう。ホームページにあるビデオをを見ると、ピンフラッグが折れんばかりに曲がっています。そしてコース周りに点々とする家々が白地の壁にグレーの屋根で統一されていて綺麗です。クラブハウスももちろん統一が取られています。

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ダンファナイの街とのコントラストが美しいですね。(HPより)

プレーフィーは、平日30ユーロ、週末40ユーロですが、週末はビジターのティータイムは朝イチと午後に制限されている様です。これくらいのプレーフィーでプレー出来るコース、好きです❤️

2018年1月13日 (土)

「二度目のリンクス」 - アイルランド編 5. レジェンド達の遺産 Rosapenna Hotel & Golf Resort -

10年前スコットランドを旅した時には、私のような輩でもOld Tom MorrisJames Braid、というリンクスゴルフ界のレジェンド達が設計したコースで、ゴルフの歴史を感じながらプレーができたというのは大きな喜びでした。羊飼い達が石ころをうさぎの穴に入れて遊んでいた事から始まったと言われるゴルフ。その後、特に日本やアメリカでは、金持ちの道楽の様に扱われることも、実際にその様に利用されていることも多々ありますし、ゴルフの精神は時が経つにつれ、また世界に広がるにつれて失われていっている(変わっていっているというべきかもしれませんが)ことは間違いありません。しかし、ゴルフ発祥の地では、かの福沢諭吉先生も唱えた様に、天はゴルファーの上にゴルファーを作らず、ゴルファーの下にゴルファーを作らず、という精神は今も根付いている様に感じました。階級制度が根強く残っているイギリスで不思議な感じです。イングランドでゴルフしていないので良くわかりませんが、スコットランドはやっぱりイングランドとは違うのかな?

そのリンクスレジェンド達の中でも特別な一人Old Tom Morrisが、アイルランドに渡って設計したコースがありました。Rosappena (ロサペナ)です。アイルランド北部ドニゴール地方の景色を楽しみながらドライブしていたOld Tom Morrisが、この場所がリンクスコースにうってつけである事を発見。1893年にOld Tom Morrisの設計によりリンクスコースが誕生しました。その後1906年に、John Henry Taylor とともにゴルフ界の3巨頭(The Great Triumvirate)と讃えられたJames BraidとHarry Vardonが、なんと一緒になってコースに手を加えています。Old Tom Morrisが考えた自然のグリーンはそのまま残し、距離を伸ばしたりバンカーを追加したりしました。しかしこれだけで終わらず、さらに1911年、「近代ゴルフコース設計の開祖」、Royal Portrushも設計したHarry Coltによって変更が加えられています。これだけのビッグネーム達の手が入ったコースって他にあるのでしょうか?これはもう行くしかない(ゴルフの魂はどうした)。Rosapennaには18ホールのコースがいくつもありますが、Old Tom Morris と呼ばれるコースが最初にできたコースです。ただし、オリジナルのバック9ホールは、2009年に新たに作られた9ホールに取って代わられ、オリジナルは練習用の9ホールコースとして使用されている模様です(練習用の9ホールって何だ?HPの英語がよくわからんので少々違うかもしれません。)。

Rosapennaは他にもコースがあって全部で81ホールもあるそうです。その中で、もう一つのメインコースがSandy Hills Linksという2003年にできた新しいコースです。こちらはヨーロピアンクラブも設計しているPat Ruddy作です。さらに、隣にあったSt. Patrick’s Golf Links(36ホール)を購入し、それをJack Nicklausが再設計したそうです。もうコースがいろいろありすぎてなんだかわけがわかりませんが、そんな最近の状況からもわかる様に、RosapennaはGolf Resortという名前の通り、リゾート地のリゾートコースとして運営されている様です。となると、Old Tom Morris, James Braid, Harry Vardonを感じてプレーできる様なコースなのか、という不安もなくはないですが、実際にプレーして感じてみましょう。

Portsalonから21kmなので、30分もかからないで到着。海を渡る橋があるので、入江に沿って遠回りという事なく行けます。体の方に余裕があれば、1日でPortsalonとRosapenna Old Tom Morris コースで2ラウンドするという手もありますね。Old Tom Morris コースのプレーフィーは、ピーク時間を外してオンライン予約をすれば、85ユーロ (11,500円程度)です。新しい方のSandy Hill Linksコースも同額です。

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(Rosapenna Hotel & Golf Resort HPより)

ブッシュだらけですなあ。ボールをたくさん持っていかないと。

2018年1月 8日 (月)

「二度目のリンクス」 - アイルランド編 4. アイルランドの古き良きリンクス Portsalon Golf Club -

Ballylifinから西へ向かおう。次はどんなコースがあるのだろうか。アイルランドのゴルフコースを探すネタとして見つけたのが、Irish Golf Magazineの2017年11月号に載っていた、”The Irish Golfer Magazine Top 100 Irish Course Ranking 2018” 。もちろん雑誌を読んだわけじゃあないから、ネットで見ただけですよ。そのまま転記するとよろしくないかもしれないので、詳しくは上記のリンクを見てね。

1位のPortmarnockに始まり、Royal PortrushRoyal County DownLahinchBallybunion (Old course)とアメリカ人が好きそうな有名コースが続きます。 アメリカ人だけじゃなくてアイルランド人もやっぱり好きなんですね。もちろん私も好きですよ。リンクを貼ったそれぞれのコースのホームページを見ただけで、その美しさが良くわかります。

見惚れていないでもっと先に進もう。そうすると、悪名高きTrumpの名を冠する19位のDoonbegまで行く前、昨日プレーした(つもりの)12位のBallyliffin のGlashedy Linksと、17位のOld Courseの間、16位にPortsalon Golf Club (ポートサロンゴルフクラブ) ってところがあります。ここが、Ballyliffinから直線距離で20kmもないところにあるのだけれど、入江をぐるっと回って行かないといけないので94km、約2時間走らないといけません。このPortsalon Golf Clubは、PEUGEOT Europe’s Top 1000 Golf Course (2006/2007版) では、16 Point (Portmarnockなんかは19 Point)で、Ballyliffin Old Courseや、海に突き出た半島が全部ゴルフコースだということで有名なOld Head (Linksと名乗っているが、シーサイドコースであってリンクスではないぞ。日本にもリンクスを名乗るコースがいくつかあるけどね。)、ここに来るまでにすでに通り過ぎてしまった、北アイルランドのCastlerockなんかと同レベルの評価です。Castlerockも通り過ぎちゃったけれどホームページの写真通りの美しそうなリンクスコースです。


Portsalon Golf Clubは、1881年設立の伝統あるクラブであり、コース設計はCharles ThompsonというPortrushのプロだそうです。おそらくアイルランド北部で一番古いのではないでしょうか。そうなると行かない訳にはいきませんね。2000年にPat Ruddyという人によって改造(Upgrade)されています。プレーフィーは75€で、10000円ちょっと(1ユーロ134円換算です)。
Weekday、Weekend同じなので、Weekendに行った方がお得感があるな(相変わらずの貧乏性)。

コースは、こんな風に海沿いのホールも続くと思えば、

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こんな風にBurn (ゲール語で小川。カーヌスティのバリー・バーンが有名ですね。) が横切るホールもあります。

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(2枚とも、Portsalon Golf Club HP より)



2018年1月 7日 (日)

「二度目のリンクス」 - アイルランド編 3. アイルランドのロイヤルドーノック Ballyliffin Golf Club -

アイルランドのリンクスをインターネットで色々と調べてていて感じたのは、日本語ページではほとんど出てこない事。出て来ても、Ballybunion とかRoyal County Downとかの有名どころを、アイルランドの「名門」ゴルフ場として紹介していたり、その様な「名門」コースに実際に行ってプレーした紀行文しか見つからない。なかなか情報がないのです。そこで頼りにするのは、山口信吾さんをはじめとするリンクス教の伝道師の方々の書籍です。「リンクスランドより」の永井淳さんもその一人。「リンクスランドより」で、1992年に永井さん他3名が日本人として(おそらく)初めて参加した、世界からアマチュアゴルファーが参加するヨーロッパ最大のアマチュアゴルフ大会、The Causeway Coast Amateur Golf Tournament は、昨年記念すべき第50回目が開催され、2018年は6月3日から9日(妙に長いなあ)に開催されます。ヨーロッパ最大のアマチュアゴルフ大会と言っても、プロと同じ様にゴルフばっかりしている名ばかりのアマチュアが出る大会ではなく、どうやら本当の素人の大会の様で、世界からダッファー達(失礼)が集まってきます。ステーブルフォード方式でスコアがつき、かつハンデ戦です。以下の4コースで、4日間、4ラウンドするとのこと。私でも世界チャンピオンになれるかも知れないという、夢の様な大会ですね。一人じゃ心細いので、誰か一緒に出てくれる人いませんでしょうか?

1. Castlerock Golf Club (Mussenden Links)
2. Royal Portrush Golf Club (Valley Links)
3. Ballyliffin Golf Club (Old Links)
4. Ballycastle Golf Club (The Warren Links)

来年The Openが開催されるRoyal PortrushはDunluceコースの方なので、コースは違いますがが、Portrushを含めてどこも良さそうなコース。パッケージがあって全部で579ポンド(約9万円)から。間に1日休みがあり、宿泊(朝食付き)6日分や、パーティー代、練習場代等がついているので、よくよく計算すると結構お安い気がします。参加条件は良くわからなかったけれど、International Handicapを持っていれば、どこの国からでも参加できるみたい。しかし、「リンクスランドより」には、参加条件としてオフィシャルハンディキャップ18というのがあったので、これが最近の低調っぷりからするとそろそろやばくて、私はあと半年もすれば門前払いになりそうな状況です。こういうのに参加して世界のダッファーたちと触れ合うのも、それはそれで楽しそうだし、リンクスを愛するゴルファーにとって必要なことかも知れません。しかし、日本語ですらトークが苦手な私には、一人で参加するのはちょっと敷居が高いなぁ・・・。そういえば、私の今回のリンクス再訪の目的は人と競うことではない、アイルランドのゴルフの魂を探しに行くんだった、というたわ言を都合よく思い出したので、Causeway Coast Amature Golf Tournament参加は、涙を飲んでパスしよう。

ゴルフの魂はともかく、Bushfootゴルフコースを後にした私は、Royal PortrushのDunluceコースを横目で見ながら通り過ぎ、北アイルランドとアイルランドの国境も何もなかったかの様に通り過ぎます。アイルランドに入ってからは北上して向かったのは、Causeway Coast Amature Golf Tournamentのコースにもなっている、Ballyliffin Golf Club (バリーリフィンゴルフクラブ)です。Bushfootからの道のりは101kmということなので、多分2時間もあれば着いちゃいます。「リンクスランドより」には、エールのhidden gem(隠れた宝石)とか、アイルランドのロイヤルドーノックだとか言われていたが、それは1992年ごろのお話。今や隠れた宝石もすっかりベールを脱ぎ、アイルランドの有名コースの一つとなりました。1993年ニック・ファルドがプレーしてその素晴らしさを称賛したことがきっかけで有名になったとのこと。2018年にはIrish Openが開催されます。ちなみにエールとは、アイルランド語でアイルランド(こっちは英語)のことです。
2006/2007年版PEUGEOTのEurope’s Top 1000 Coursesでは、プレーフィー65€でしたが、10年経った今160€ (
Glashedy Links) まで上昇していました。2万円越えですね。高いですね。バブル怨めしや。果たしてコースやコースの周りの土地や街の方はどうだろう、ゴルフバブルによっても浮かれることなく、もはやhidden ではないにしろ、gemのままであってほしいですが。



コースは、ファルドが称賛したOld Courseとその後の隆盛に伴って拡張されたGlashedy Linksという二つの18ホールコースが有ります。Old Courseとは言っても、第2次大戦直後の1947年ということで、1800年代がずらりのリンクスコースの中では新しい方。さらに新しく1995年設立のGloshedy Linksの方がコースとしての評価が高い様で、プレーフィーも高い。写真を見たところでは、ワイルドなリンクスコースで、そそられますね。アイルランドのコースを調査していて思ったのは、スコットランドと違って結構新しいコースの評価が高いということです。あくまでゴルフコースとしての評価ですので、その街や人とのつながりや、雰囲気まで評価されているわけではないとは思いますが、アイルランドのゴルフバブルに乗って、最近のゴルファーの好みに合わせて作られたコースが、最近のゴルファーの高評価につながっているという、いわゆるマーケッティングってやつの成果か、それともアイルランドの文化や風土がそういうコースを生むのか、プレーして感じてみましょう。できれば、Old CourseとGlashedy Linksと両方プレーして比べてみたい。

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(クレーターがいっぱい。ここは月面か? Ballyliffin Golf Club HPより)

2018年1月 6日 (土)

「二度目のリンクス」 - アイルランド編 2. 北アイルランドのお手頃リンクス Bushfoot Golf Club -

ロンドンを経由して北アイルランドの首都、マンチェスターユナイテッド(サッカーの話ですよ)のレジェンドであり、私が物心ついた頃に活躍していて、おそらく北アイルランド出身者として世界的に最も有名なジョージ・ベストの名を冠した、国内線が発着するベルファスト・シティ空港に降り立った私。時差ボケのため空港からほど近いベルファストの街でパブにも寄らずに一夜を明かし、翌日朝アイルランド島のリンクス探検へと旅立った。しかし、ここで10年ぶりののリンクスに浮足立たっている自分に気がつく。ここはまず自分自身を落ち着けよう、ということで、世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイへ寄り道。アイルランド島随一の観光地に行きたかっただけだけどね。でも、ジャイアンツコーズウェイといえば、世界遺産よりも2000年ごろに活躍したアイルランドの名馬の方が私の中では有名です。NHK BSでやっていた「世界の競馬」でその活躍をよく見てました。放送が終了してしまったのが残念です。


ジャイアンツコーズウェイから西へちょっとドライブすると、すぐに現れたのが、Bushfoot Golf Club (ブッシュフットゴルフクラブ)です。ベルファストから車で2時間くらい。100キロちょっとの道のりです。ここは、1890年設立のクラブですが、コースはその前からあった様です。なので、誰それが設計したという様なことがどこにも書いてありません。Bush Riverに沿って出来た入江に9ホールのコースがあります。9ホールのコースですが、ティーを変えて18ホール(パー 70)を回ることができます。18ホール回って平日18ポンド、週末25ポンド。北アイルランドはUKなので、ユーロじゃなくてポンドですね。今日は1ポンド154円でしたので、Weekendでも4000円弱という安心価格です。明日のメインイベントに向けての練習ラウンドにちょうど良いのではないでしょうか。

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(Golf Adviser HP より)

Bush Riverの右側(陸側)がゴルフコースですね。海側はバカでかいバンカーの様にも見えるけれどゴルフコースではなさそうです。

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(Irish Golf Courses HP より)

 ゴルフコースの中はこんな感じ。9ホールだけど、れっきとしたリンクスですね。

ちなみに、PEUGEOTのEurope's Top 1000 Golf Course (2006/2007版しか持っていない)にも、Top 100 Golf Coursesにも出て来ませんが、The 246 True Links Courses of The World に登場するTrue Linksコースです。リンクス教の伝道師、山口信吾さんの本にも、私の知る限りは出て来ませんので、ぜひ行かねばなりませんね。そういえば、最近山口さんを見かけないがどうしたのだろう?彼の地に永住してしまったのだろうか?

今日は今年の初打ちの予定でしたが、昨年から何と無くおかしかった腰痛が悪化して断念。いい天気なのに家でおとなしくしております。しかし、体のあちらこちらの劣化が激しくて、本当にアイルランドまで行ってプレーできるのか自信がなくなって来ました。

2018年1月 4日 (木)

「二度目のリンクス」 - 初夢がてら想像してみた アイルランド編 1 -

スコットランドリンクス巡りに出かけてから10年が経ちました。10年経って体力も落ち、体もあちこち痛くなってきて、体調悪化でゴルフもままならない事も時々発生しています。一番の問題は首のヘルニアで、命に別状はありませんので、ご心配なく(誰もそんな心配してませんでしたか?)。

 

このブログを見てメールをくださった同胞の友人の方々が(お会いしたことはありませんが、勝手ながら友人と呼ばさせて頂きます)、元気にリンクス旅を続けておられるのにも刺激を受けて、このまま体がダメになる前にもう一度行きたい、という思いが募っています。本当は、10年前にロイヤルドーノックのストゥルーコースで私の前を回っていた二人のおじいちゃん達みたいに、ゆったり且つキビキビとプレーを続けて歳を重ねたいのですがね。

 

ということで、「二度目のリンクス」のターゲットは、私の好み的にはスコットランド北部だったのですが、同胞の友人の情報によると、より荒々しくて自然に近いというアイルランドにも興味が湧いています。そこで、まずはアイルランドからリンクスの旅を机上で計画してみることにしました。設定は、以下の通りです。

  • 会社を休むのに、一応夏休みだと名乗れそうな6月から7月ごろ。
  • 1週間の休暇を取る。本当は2週間欲しいけどね。
  • 小遣いを貯めて捻出する資金は少ないので、なるだけ節約。

さて、一言でアイルランドと言っても、ゴルフ場が一杯です。世界の本当のリンクス246コースの中に出てくるだけでも、アイルランドには58コースあることになっています。1週間、土日入れて9日間のうち、日本とアイルランド間の移動に3日はかかりますので、プレーできるのは最大6日。最近はゴルフすると翌日には全身痛で歩くのも大変なため、2日連続プレーもきつそうですが、アイルランドまで行ってそんな事も言っていられない。とはいえ、1日ツーラウンドでは老体がもたないかもしれない。ということで、1日1ラウンドに限定すると、6コースしか回れないのがちょっと寂しいです。でもその分移動時間が取れるので、結構広い範囲で回れるかもしれません。移動はもちろんレンタカーですが、マニュアル車は10年前スコットランドで運転して以来運転していないので、大丈夫かなぁ。アイルランドも車は左側通行の右ハンドルなので、まあ大丈夫でしょう。でも、ヘルニアで首が回らないのでバックする時に気をつけないといけません。まあ、これは日本でも同じか。

 

まずはアイルランドのリンクスを中心に、どんなもんか調べて見ました。でもって、プレーフィーにビックリ。有名どころは、平日で安いところでも200ユーロ越えしております。平日1ラウンド3万円です。なんじゃそれ。最初は何かの間違いかと思いましたが、名前を聞いたことのあるどのコースを見ても似た様なものです。平日の一番安い時間でこんな感じ、

Ballybunion(€210)、European Club(€225)、Lahinch(€210)、Portmanock(€225)、Royal County Down(€200)、Royal Portrush(£205)、Tralee(€210)、Waterville(€210)。

しかも毎年10ユーロ位ずつ値上がりしているみたいです。これではゴルフ代だけで20万円位になっちゃう。

何年も前に、アイルランドは金融を中心とした経済成長が続いている、という様な話を聞いたことがありますが、今だに続いているのでしょうかね。それならそれでアイルランドにとっては悪いことではないでしょうし、物価高は別にして日本と比較すると羨ましいところです。あとはアイルランドリンクスの良さに気がついた裕福なアメリカ人ゴルファーたちが大挙して押しかけてくるため、プレーフィーも高騰しているという話も聞いたことがありましたが、それを目の当たりにしている、ということですかね。

現実の厳しさを感じましたが、そんなことじゃあへこたれませんぞ。会社で、お前のせいでウン億円損したと怒られても、未だに100 叩く事があるという現実を前にしてもへこたれませんからね。それと同じです(何が同じなのだ?)。


10年前スコットランドでゴルフして感じたのは、セントアンドリューズなどの有名コースよりも、辺鄙な場所にあってその街や地域の人達の生活の一部となっている様なコースにこそ、ゴルフの原点があり、スコットランドの地に脈々と受け継がれてきたゴルフの魂が今も宿っている。私はその様なゴルフ場でプレーすべきだと(なんと大袈裟な)。すっかり忘れていた10年前の感想を持ち出して来て自分にそう言い聞かせ、無理やりBallybunionのあの風景を脳裏から消し去り、私流に言えば、アイルランドのゴルフの魂を今も宿していそうなコース(言い換えれば、プレーフィーが安いコースですが)を探すことにしました。あぁポートラッシュ・・・。

 

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(Royal Portrush ホームページより)

2017年1月 5日 (木)

リンクスイメージトレーニング

スコットランドにもどこにも行けそうもないので、「気分だけでもリンクスに行ってプレーした気分になってみよう!」ということで、リンクスとは似ても似つかない富士グリーンヒルGCをリンクスに見立てて、プレーしてみることにしました。果たしてそんな事は可能なのか?そんなの、やった事ないのでわかりません。

まずは、コンディション。一日に四季があるリンクスを真似るのは無理だけど、いくらかでもエッセンスを取り込んでみたい所です。強烈な風は春一番か台風くらいしかチャンスがないので、春一番までお預けです。全英オープンなんかで、夏でもジャンパー着て寒そうにプレーしている様子を見ると、リンクスでは寒さに耐えてプレー出来ないといけません。現在1月、リンクスの一日の中での四季のうちの冬部分を味わうのにはグッドタイミングです。

擬似リンクスでのプレーの前に気分を高めるために、「リンクスランドへ」でも読むと良さそうだけど、全部読むには少々時間がかかるので、夏坂健さんの「ゴルフがある幸せ」を取り敢えず途中まで読みました。ゴルフの本質に関わるお話や、リンクスの話題も満載で、これからリンクスに挑むぞ、という気分が高まって来た(様な気がする)。

まだ正月気分の1月某日、まだまだ暗い冬の早朝、富士山の裾野標高500mに位置する富士グリーンヒルGCに向かいます。前日天気予報によると、下界は気温0℃ですが、標高500mのゴルフ場は、下界よりも3℃位気温が低い氷点下。フェアウェイが凍っていれば、リンクスの如くどこまでも転がって行く様なカチカチのフェアウェイが、さらに、直接落とせばちょっとやそっとのスピンでは止まってくれない、キッチリと固まったリンクスグリーンが出来上がっている事でしょう。さらに、芝も枯れているから、リンクスの様にグリーン周りは全部パターでもいけるかな?
と、イメージ作りは準備万端です。

さらに、イメージ作りだけは進みます。まず朝クラブハウス入場時には、"Good morning!" で挨拶か。さすがにそれは恥ずかしいぞ。この時期スルーはないので、お昼ご飯タイムが間に入るのはやむ無しだなあ。(注:富士グリーンヒルGCでは、春から秋まではスルーの時間帯が設けられていて、常連さんに人気です。)

そして、いよいよスタート。バッグを担ぐというわけにはいかないですが、もちろんカートなんぞに乗るなどリンクスでのプレーにはあるまじき行為、徒歩でのラウンドです。とはいえカートより早く歩かないと、スロープレーの発生源となっては本末転倒。早歩き+時々かけっこ、でカートに負けない様に頑張ります。今日は、天気予報に反して暖かいゴルフ日和。フェアウェーもグリーンも凍ることはなく、どこまでも転がるフェアウェーも、カチカチのグリーンもイメージ倒れです。それでもリンクスをイメージしながらプレーしようとすると、イメージするのに一生懸命で、無口な愛想なしプレーヤーになり、一緒に回る方々にとって嫌な感じの人になりそうなので、時々思い出したように愛想を振りまく私。一方、そちらに気を使うと今度はイメージ作りが中途半端なままプレーが進みます。

富士グリーンヒルGC5番ホールパー3にやってきました。今日の私にとって、ここは123ヤードのロイヤルトルーンの8番ショートホール、ポステージスタンプです。似ているのは距離だけですが、妄想の世界に入った私には、もうポステージスタンプにしか見えません。世界の名だたるプレイヤー達が痛い目にあってきた名ホールを目の前にしてもビビることなく果敢に攻める私。グリーンエッジギリギリにオンしてパーセーブ。

No5_2

リンクスには高い木がない(コースによっては全然無いわけではない)ので、山の中にある富士グリーンヒルGCでリンクスを再現するには、木が無いと想像するしかありません。即ち心眼でコースを見るのです。林はゴースの茂みに見えます。富士グリーンヒルGC10番ホールの様に目の前に木が生えていれば、たまに木が生えているカーヌスティーの地に立っていると妄想すれば良いのです。

No10

12番ホールは右ドッグレッグで、張り出した右側の林ギリギリにドローボールを打っていくとフェアウェイセンターへ打てます。この林は、セントアンドリューズ17番、ロードホールのティーインググラウンドの前に立ちはだかるオールドコースホテルの壁に見えてきました。かなり無理があるぞ。でも、すでにスコットランドの地に立っているつもりの私には、壁に書かれたOLD COURSEという文字のLの字狙いのイメージが出来上がっています。

No12

しかし、ティーショットは目標からはるか左に引っ掛けて左のOBへ。OBで我に帰る私。しかしここは気を落とさずに前に進もう。

ノースベリック、ウェストリンクスの13番ホール(名称:ピット)のグリーンは、フェアウェイから石垣で隔てられています。富士グリーンヒルGC14番ホールBグリーンの前に石垣をイメージすれば、そこはもうノースベリック。「石垣に文句を言うな」の看板もイメージしよう。

No14_4

ナイスショットと思った第2打はアゲインスト(Head wind)の風に負けてちょっとショート。イメージでは、ボールは石垣に命中、カツーンという音がして何処かに消えて行ったはずですが、実際のボールはフェアウェーに。グリーンまで20ヤードほどで、そこからピンまで5ヤードほど、グリーンの手前には枯れたラフがあり。リンクスならパターで転がすんじゃないの?というリンクスにいるつもりの理想主義者の私に、もう一人の普段の私が、どう見てもウェッジやろう、寄せワンでパーよ、と囁く。結局俗物の私、パー欲しさのあまり欲が出てウェッジを握ったが、結果全く寄らず。リンクスイメージトレーニングはどうしたんや?と非難する理想主義者の私。でも、5mほどの長いパットが入ってパー。

ということで、自分の中での二人の私が戦いながらも、無事ラウンド終了。やっぱり、企画倒れの中途半端なリンクスイメージトレーニングでした。次は春一番を狙って、リンクスの強風に挑む!

2015年2月22日 (日)

世界のリンクス その2

Google Map上にTrue Linksを配置してみました。やっぱりほとんど英国にあります。それぞれのコースのHPのリンクを貼りましたので、どんなコースか見ることができますが、見ていると行きたくなります。また、HPが存在しないコースもありますが、何かしら情報が記載されているHPにリンクを貼りました。黄色のピンのマークは私がプレーしたことのあるコースです。

(注) 246 True Linksには、同じゴルフ倶楽部の複数のコースが含まれています。例えば、ロイヤルドーノックには、Struie CourseとChampion Courseがあり、両方がTrue Linksの246コースの一つに数えられていますが、地図上は1箇所になっています。よって、マークは246個ありません。

2015年2月21日 (土)

世界のリンクス その1

1年以上に渡ってブログ更新しておりませんが、理由はただ一つ、未だリンクス再訪を果たしていなくて、書くことがないからです。

そうしている間にもどんどん歳を取って行っています。今まではグリーンが凍るような真冬でも喜んでラウンドしていましたが、最近は冬は寒さに負けてラウンドに出かけるのが億劫になってきています。今までは雨でもゴルフするのは当たり前でしたが、最近は雨が降ると予約をキャンセルしたくなってきました。これも歳のせいだけではなくて、ゴルフへの接し方や気持ちが変化してきているからでしょう。リンクスゴルフを愛するゴルファーというのは過去の自分だったのか?しかし、改めて自分のブログを読み返してみると、当時のゴルフに対する気持ちが自分の中で再び蘇ってきます。そんな気持ちが完全に蘇るには、やはりリンクスへ行ってリンクスでプレーしなければなりません。

実は、前回リンクス巡りをするきっかけとなった、会社のリフレッシュ休暇取得の権利が、来年再びやってきます。前回は家族旅行のために貯めていた旅行資金を一人で使わせてもらうという無理を言いましたが、今回はそうはいきません。家族旅行ができるように資金は貯めようとはしていますが、一人でゴルフとはいかないでしょう。でもどこかに旅行したついでに1日だけでもリンクスでプレーさせてもらえないか、と思って世界のリンクスコースを探してみました。

Webで探していると、世界の246 Real Links Course というページを発見しました。何を持ってリンクスと定義するのか、どうやらはっきりしたものはないし、誰が決めるというものでもない様ですが、Wikipediaによると、An Illustrated Guide to the Glories of the World's 246 Links Courses by George Peper and Malcolm Campbell. という本(?)で、True Links だとしているのが、世界で246コースあります。多分この本だと思いますが、本物は見ていないのでよくわかりません。

Index_2

Amazon : True Links by Malcolm Campbell and George Peper, November 1, 2010

内訳は、

スコットランド   84コース
イングランド    53コース
アイルランド    58コース
ウエールズ     15コース
その他ヨーロッパ  14コース
オーストラリアおよびニュージーランド 16コース
北米        5コース
南アフリカ     1コース

です。

奥さんをオーストラリアはメルボルンに連れて行ったついでにBarwon Headsで 1ラウンドとか。フランスならパリからはちょっと遠いけど、世界遺産モンサンミッシェルに行くといえば、Granville Golf Clubがあるぞ。オーロラを見にノルウェーへ行けばLofoten Golf Clubに寄れるかも。カナダのノヴァスコシアにあるCabot Linksらなば、奥さんを赤毛のアンのプリンスエドワード島に置いておけば3ラウンドくらいできちゃいそう、とか。いろいろと作戦が浮かびます。もちろんイギリスならばいくらでもあるけど、ありすぎでいろいろ行きたくなってしまい、我慢するのにストレスが溜まりそうなのが難点です。

2013年12月30日 (月)

マッセルバラリンクス (Musselburgh Links) - 競馬場もあるぞ -

行ってみたいリンクスベストテン+1、第二弾は首都エジンバラからほど近い、 全英オープン開催コース、スペルが難しくて困るMusselburgh Links, The Old Courseです。

全英オープン開催コースと言えば、セントアンドルーズを始めとして、一人では予約が取りにくい、とんでもなく高いプレーフィー等、一般サラリーマンが旅行がてらプレーするにはハードルが高く、もしスコットランドに行く機会があっても私は敬遠してしまいそうですが、マッセルバラリンクスは、過去6回のThe Open開催実績がありながら、今でも数千円でプレー出来てしまう有り難いコースです。1700年代から存在している様で、1800年代には現在ミュアフィールドをホームコースとする、オナラブルカンパニーオブエディンバラゴルファーズなどの古いクラブもここをホームコースとしてスタートしています。そして、1800年代後半に6回全英オープンが開催されました。昔ながらの9ホール。日本で9ホールというとこぜまいショートコースをイメージしてしまいますが、ここは由緒正しきリンクス、もちろんショートコースではなく、歴史を感じながらのプレーができます。

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(向こうに見える白い柵が競馬場のラチ- Golf East Lothian HPより)

さらに、ここマッセルバラリンクスは、競馬場の中に位置しているという特別なコース。その競馬場(Musselburgh Racecourse) も1816年開場、日本で言えばダービーが行われる東京競馬場に対する京都競馬場みたいな位置づけ(?)の、スコットランドでも中心的な競馬場です。ちなみにスコットランドダービーは、グラスゴー近郊のエア競馬場で開催されます。エジンバラ近郊のここマッセルバラでは、現在は競馬が中心と言った感じで、競馬開催時にはゴルフの方のスタート時間が制限される様ですが、ラウンド後に競馬観戦も可能で、一粒で二度おいしい、一日中愉しめるリンクスです。昔しばしば訪問した阪神競馬場の中にもゴルフコースがあった様な記憶があります(私の学生時代なので、もう30年くらい前の話です)が、ここをまねたのかな?

Map
(Google Mapで見るとこの通り、トラックの内側全部ゴルフコースです)

近代競馬もゴルフと同様、英国(イングランドとスコットランドを一緒にしてしまうと彼の国の方々に怒られそうですが)が近代発祥の地ですが、本場イングランドとアイルランドにはさまれて、スコットランド競馬の話は日本ではほとんど聞きません。ゴルフと共に謎のスコットランド競馬を探検するという楽しみがあるのも、ここに行ってみたい理由の一つです。

2013年10月26日 (土)

ダーネス (Durness Golf Club) - ブリテン島最北のリンクス

行ってみたいリンクスベストテン+1、第一弾はブリテン島最北端に位置するダーネス(Durness Golf Club) です。

本題に行く前に、行ってみたいリンクスベストテン+1をスコットランド地図上にマッピングしてみました。もしリンクス巡りが実現できたら、これらのリンクスのうちどこをどうやって回るか考えてみようと思ったので。

Map_golf
(行ってみたいリンクスベストテン+1)

こうして地図を見てみると、行きたいリンクスはスコットランドのあちこちに散らばっています。6年前に行った際にはどちらかというと北部が中心だったので、北部が少なめではありますが、全部を一度に行くのはよほど長い休みがないと無理そうです。マクリハニッシュを除いて前回は行っていない西部のリンクス、前回プレーできなかった東部のリンクス、遠すぎて容易には行けないずっと北の方のリンクスと、少なくとも3回は行かないと、行ってみたいリンクス完全制覇を達成することはできなさそうです。容易に想像できることとはいえ、もう1回行くだけでも相当苦しいのに、3回とは気が遠くなります。でも、ゴルフのプレーと同様に、困難に直面した時ほどチャレンジ精神を発揮して困難に挑む、というのがゴルファーたるもの。何とかして3回行ってやるぞ。

というわけで、地図上でも1カ所だけ離れて旗が立っている最北のリンクスがダーネスです。6年前に行ったドーノックやブローラ辺りから北へ100kmちょっとですが、ドーノック辺りでもかなり辺鄙なところだったので、ダーネスまで行くと果たしてどんなものやら。相当な田舎と思えますが、そんなところのリンクスほど、リンクスのそしてゴルフの魅力を感じられそうで、期待が持てます。

ドーノックには、マドンナが何回目かの結構式を挙げた教会がありましたが、ここダーネスはジョンレノンが少年期に何度か夏休みを過ごし、また大人になってからも家族を連れて来た場所として知られており、Beatles時代の名曲 In My Life はダーネスの地や、ダーネスでの経験にインスピレーションを得て作った曲だとも言われています。2007年には人口400人のこの街(村)でJohn Lennon Festivalも開催されたとのこと。改めてIn My Lifeを聞いてみると、またさらにダーネスという地へのイメージが膨らみます。

肝心のゴルフコースの方は、9ホールのコースですがティーの位置を変えて18ホールをまわれるようになっています。

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(ダーネスゴルフクラブのクラブハウス/Durness Golf Club HPより)

今年会場25周年という事なので、まだ新しいリンクスです。でもホームページの写真を見てわかるように、海と一体化した素朴なリンクスは、既に伝統すら感じさせます。コース設計は村の人達との事の様で、本当にその地に根付いて存在しているリンクスです。そんな中に私の様な外人が突然のこのこと入って行ってプレーさせてもらうのも、何となく気が引ける気もしないではないですが、スコットランドの多くのコースではビジターも暖かく迎えてくれるので、こちらもちゃんとマナーをわきまえてフレンドリーに接すれば、楽しくプレーが出来るし、村の人達だってきっと喜んでくれることでしょう。

私は、Home Pageの写真を見ただけで、もう行きたい気持ちを抑えることが出来ません。さらにVisitor Feeでも1日まわり放題で25ポンド(約4000円)なのが嬉しい。しかし、ここの狭いフェアウェイを攻略するには、もっと腕を上げないとボロボロになりそうです。

2013年9月16日 (月)

行ってみたいリンクスベストテン - まだまだ夢は続く

世界には32,000くらいのゴルフ場があるそうで、その中でリンクスといえるコースはスコットランドを中心にアイルランドやイングランド、北アイルランドにウエールズ、たぶんその他の国にも少し、全部で250カ所くらいらしいです。リンクスコースの定義は、おおざっぱに言うと、海と陸の間の砂丘状の土地に出来たゴルフコースです(実は詳しくは良く知らないので、おおざっぱにしか言えないのですが・・・。勉強しておきます。)。そんな定義からすると、イギリス及びアイルランド以外にもリンクスコースがあるはずです。

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(ノースベリック ウエストコースのリンクス)

Wikipediaが必ずしも正しい訳ではないと思いますが、Wikipediaによるとコース形態としてのリンクスコースは、南北アメリカやオーストラリア、アフリカにもある様です。でも、リンクスらしさはコース形態としてのみ感じられる訳でもない様な気がします。その地の気象(風が強いというだけではないぞ。)や、その土地で長い間生活の一部としてあるいは文化として、脈々と受け継がれてきたすべてが、コースのみならず周りの風景や雰囲気、さらにはプレイヤーのプレイスタイル、プレイヤーでない周りの人達のゴルフに対する接し方等にも反映されて、リンクスコースを形作っているのではないかと。おそらく、私も含めてリンクス好きの方々は、リンクスのコース形態やコンディションだけではなく、リンクスコースとそれを取り巻く物、人、すべてに愛着を持っていて、それを感じ、体験することに喜びを感じているのではないかと思います。

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(ブラインドホールにはベルがあり、グリンーが空いたらベルを鳴らす)

ちなみに、リンクスを名乗るコースが日本にもありますが、私の知る限りではコース形態としてもリンクスコースではありません。日本では、海の横にあるとリンクスコースだと思われている節がありますが、シーサイドコースとリンクスコースが異なったコースであることは、プレーしてみればすぐにわかるでしょう。疑問に思う方は、ぜひ、スコットランドのリンクスへ行ってプレーしてみてください。

世の中に250程度のあるリンクスのうち、私がプレーしたことがあるリンクスは、わずか8カ所、10コース。まだまだ行っていないリンクスがたくさんあります。ということは、そこにリンクスがある限り、行かねばなりません。とは言うものの、しがないサラリーマンの身。そう簡単に、またそう何度も行ける訳でも無いのが悲しい現実。
でも、一度しかないうえに、残りも少なくなってきた人生です。なんとか現実を打破して夢を実現したい。そして実現するためには、夢想しているだけではなくて自ら行動をしないといけません(仕事や普段の生活では聞いたことの無い力強い発言)。ということで、仕事面、経済面、家族面、それぞれを巧く切り盛りして、今一度リンクスツアーを実現するための計画を立てることにしました。手始めは、いきなり最難関の経済面の作戦は気が重いので、次ぎ行くならどこに行くかという、考えて自分が楽しみめる話から入ることに。
ということで、前置きがとても長かったけど、ようやく本日のお題です。

「次行ってみたいリンクスベストテン」

だいたい、どこがどんなリンクスか知りもしないのに、ベストテンをあげるのも何ですが、自分でネットや本や写真で見たり読んだりして、いろいろな点で興味を持って行ってみたいと思ったコースを10コース順不同であげてみました。単にミーハー的に行ってみたいという感じが多いですが、所詮そんなものということで・・・。アイルランドも気になるのですが、とりあえずスコットランド限定であげてみました。

1. ダーネス・・・ブリテン島最北のリンクス
2. カーヌスティ・・・カーヌスティの悲劇を体験?
3. プレストウィック・・・The Open 発祥の地へ
4. マッセルバラリンクス・・・競馬場もあるぞ
5. マクリハニッシュディューンズ・・・羊が芝を食む
6. シースキン・・・珠玉の12ホール
7. クルーデンベイ・・・ゴルフの魂が宿る
8. ターンベリー・・・灯台が気になって
9. ロイヤルトルーン・・・ポステージスタンプにトライ
10. サザネス・・・牧歌的リンクス
(番外)セントアンドルーズオールドコース

次回からこれらのリンクスについて何か書いてみようと思います。
行ったこと無いから写真が無くて、ビジュアル的に寂しいのが難点ですが。

2013年9月 1日 (日)

テイン (Tain Golf Club) - 我が街のゴルフ場 -

インヴァネスからドーノックに向かう途中、ドーノックの入り江に架かる長ーいドーノックファースブリッジを渡る手前に、入り江に面したテインという町があります。ドーノックよりはだいぶ大きな街で、街の中を車で通ったら結構にぎわっていました。

Photo
(テインの街。この写真ではあまりにぎわっていませんが。。)

街は、歴史を感じる石造りの建物が並んだきれいな街です。何より、酒好きには見逃せないシングルモルト、グレンモーレンジの蒸留所があるのがここテインです。テインの街の入り口に蒸留所がありましたが、車なので残念ながら素通りし、グレンモーレンジはドーノックのホテルでいただきました。

ドーノックの入り江にそって造られているのが、Tain Golf Clubのリンクスコースです。質素でこじんまりしたクラブハウスのそばに、スタートを待つ人達が数人いました。これが、今までのコースとはちょっと毛色が異なるメンバーで、小学生くらいの子供とさらに小さい子供を連れた二人のお母さんらしき人と、一人で来ていると思われる高校生くらいの若者です。近所の人達がちょっと遊びにきたと言った感じで、テインゴルフクラブとテインの街の人達の結びつきを感じさせます。ここには、鳥かご式の10ヤードくらいのドライビングレンジ(いわゆる打ちっぱなし)が二かごくらいあり、小学生くらいの子供は楽しそうにドライビングレンジで練習を始め、お母さんが特にアドバイスや指導をするでも無く、小ちゃい子の方の面倒を見ながらそれを見守っています。美しい光景です。他のスコットランドのコースでドライビングレンジを見たことが無かったので(もしかしたら単に私が見つけられなかっただけかもしれませんが、)、スコットランドにはドライビングレンジは無くて、みんなコースで練習するのだろうかと疑問に思っていました。しかし、鳥かごとは言え、ドライビングレンジが全然ない訳でもなさそうです。もしもう一度行けることがあれば、この謎を解明して来たいですね。

Clubhouse
(テインゴルフクラブのクラブハウス前。すぐ向こうが1番ホールです。)

コースは、OUTは入り江に沿って出て行き、INは入り江と反対側から帰ってくるという、オールドトムモリスの手による行って来いの典型的リンクス。コースの手強さも典型的リンクスです。途中、一人で前を行く高校生っぽい人とすれ違ったので、「調子はどう?」と言ってみました。高校生は、見知らぬ東洋人からいきなり声をかけられて、ちょっとびっくりした様でしたが、「まあまあかな」と答えてくれました。多分そんな感じの会話、というか挨拶でした。私自身は、そんな気軽に知らない人に声をかける様なタイプでは全くないのですが、リンクスで舞い上がっていたのか、一人旅で相当寂しかったのか、些細なことですがそんなことが出来ていたのが、今思えば不思議です。でも同じゴルファー仲間、適当な英語とは言え、話しかけてみればきっと何か通じるものがあるはずです。

Firth
(OUTコースは入り江のすぐ横で、所々入り江のすぐ近くまで行きます。)

テインゴルフクラブは、テインの街に根付いた、テインの街の人達のゴルフ場、と言った感じで、派手さは無いですが、落ち着いた、なんだかほっとさせられる様なリンクスでした。

2013年7月14日 (日)

ランディンゴルフクラブ (Lundin Golf Club) - Hellow World -

セントアンドルーズが何かと込んでいて、混雑嫌いの私はちょっとうんざり。それならばと、まわりにたくさんあるリンクスにも行ってみようという事で、高名なキングスバーンズ(お値段も高名っぷりにふさわしくプレーは無理)を通り過ぎてさらに進んで行くと、クレイル、イリー、ランディン、と次々に魅力的なリンクスが現れます。

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(Lundinを丘の上から見たところ)

まずはクレイルに飛び込みで行ってプレー出来ないか聞いてみましたが、今日は一杯で無理と断られ残念。外から見た感じでは海とのコントラストが美しいコースでした。イリーは入り口が良くわからず、知らないうちに通り過ぎ、次のランディン(ロンドンというのかも?)は見つけやすくてすぐにたどり着けて、スタート小屋&プロショップに直行。プロショップのおじさんが、幾らでも空いているからいつでもどうぞ、でももう一人、一人で来ている人が居るから一緒にプレーしたら(多分そう言った)と言うので、思い切って「じゃあお願いします。」(英語で言ったんよ。まあYesと言っただけだけど。)と言うと、「練習グリーンに居るから自分で話してこい」との事。おーっと、アレンジしてくれるんじゃ無いの?そう来るのならばYesと言わなければ良かった、と思ったのも後の祭り。覚悟を決めてドキドキしながら練習グリーンへ。

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(練習グリーン)

話が通じていたのかどうか良くわからないけど、とりあえずめでたく一緒にスタート。自分から誘いながら無言じゃ申し訳ないと、頑張って英語を喋る私。意外と結構通じている様だぞ。俺って英語行けてるのかも。なんていう事ばかり気になってでゴルフどころではない。同伴競技者はアメリカから来たという、ちょっと年上くらいのおじさん。仕事で一週間ほどスコットランドに滞在だそうだが、昨日はセントアンドルーズ、明日はキングスバーンズだと言っています。それ仕事ですか?
うらやましいのはさておき、プレーの途中では、サラッと天気雨が美しく光り輝く。そこに虹もかかり、何と言うすばらしい午後だ。これで同伴競技者がお姉・・・。まあとにかく外人とツーサムという苦境を乗り越え、よく頑張ったし、それはそれで楽しかった。

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(写っているかな?天気雨)

ここもトムモリス設計&ジェームスブレード再設計という、巨頭の手になる1868年誕生の古いリンクスですが、コースのネームヴァリューを求めなければ、私くらいの腕前のプレーヤーにとっては、ランディンの様なリンクスコースが本当にプレーを愉しめるのではないか、と思いました。
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(この通りのれっきとしたリンクスです)

2013年7月13日 (土)

ネアン (Nairn Golf Club) - 歴史あるモダンリンクス -

スコットランドの北部ハイランド地方最大の街インヴァネスは、街の真ん中にネス川が流れる、日本で言えば小京都という感じの風情のある街です。人口5〜6万人程度ということなので、小さいと思っていた我が海老名市の半分位しか人がいなかったんですね。

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(ネス川とインヴァネスの街)

その名から分かるように、ネス川は幻の恐竜ネッシーで知られるネス湖から流れて来ています。そのネス川沿いにウォーキングすると、川の水が透明でとても綺麗なんだけど、琥珀色というか茶色というか、日本では見られない不思議な色をしています。これはピートと呼ばれる泥炭が地層に含まれているかららしいです。ピートといえばウィスキー製造の過程で麦芽を燻す時に燃やすものですから、川の水の色もスコッチの本場らしさを表現しているのですね。

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(茶色い色までわかるかな?)

そのインヴァネスから車で30分ほどの近場に、第一級のリンクスがあります。全英オープンなどの予選会にも使用されている事から、その難易度もわかります。
メインの通りからゴルフ場へ入る道が見つけにくく、何回か行き来した後、漸く辿り着けました。
何と無く今まで行った他のコースの雰囲気と違う感じです。クラブハウスが大きくてちょっとモダン(といっとも他と比較してです)な感じ。でも1887年設立だからコースは相当古い。

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(ネアンゴルフクラブ入り口。向こうがモダンなクラブハウス)

ジェームスブレード設計のコースは海沿いの1番ホールからスタート。当日は強烈な風で、岸壁に打ち付けられた大波から波しぶきがコース迄飛んで来ます。途中で内陸に入り、14番ショートホールは、丘の上から海方向への打ち下ろしの195ヤードと距離の長いパー3です。強烈なアゲインストの風(英語では Head windと言うらしい)を考慮してスプーンで打ちましたが、比較的ちゃんと当たったものの2/3位の所までしか飛んで行きませんでした。という事でご想像の通りスコアは散々でした。ここのリンクスは(的を得た表現かどうかわかりませんが)モダンなリンクス、何となく都会的なリンクスです。近くにキャッスルスチュアートという新しいリンクスが出来ました。既にヨーロッパツアーのトーナメントにも使われていて、いいコースの様ですが(ちなみにプレーフィーは高いです)、ここネアンゴルフクラブはインバネス近郊の、歴史もありながらちょっと新しさも感じさせる魅惑的なリンクスでした。

2012年12月 9日 (日)

リンクスへ (5) - リンクス近郊の宿 -

今回は、私が宿泊した宿を紹介します。
普通の大きなホテルは高いので、宿はもっぱら小さいホテルやB&Bをネットで探して予約していきました。シングルがないホテルやB&Bも多いので、一人旅行の宿泊は割高になりがちですが、私が泊まった宿は全部シングルあるいはツインでもシングル料金です。
情報は2007年のものなのでちょっと古いです。

エジンバラ
Regent House Hotel
ウェイバリーステーションから徒歩7,8分。タクシーだと一瞬にして到着。Wi-Fiあり。狭いながら独り部屋がありツインよりちょっと安かった。スコッティッシュブレックファスト付きとあったが、スコットランド名物ハギスは付いてなかったので、イングリッシュブレックファストと何が違うのか?です。駐車場は1台分しか無いのでいつも一杯で使えなかったですが、周りにコインパーキングがたくさんあったので駐車場の不自由さはありませんでした。British Car Rentalというレンタカー会社が徒歩2-3分のところにあったので、そこでレンタカーを借りられたので便利でした。車の返却は空港でOKでした。

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(レストランはこんな感じです)
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(シングルルームは中庭に臨んでいます)

ドーノック
Eagle Hotel
1階がパブになっている小さなホテル。ホテルから徒歩1分の離れに宿泊しました。スコットランドの朝食に欠かせない(らしい、日本で言うところの納豆の様な位置づけか?)ハギス付きの朝食でした。離れからはネットにつながらなかったが、本館ではつながるはずです。駐車場はたくさんあって問題無し。別館はあちらの普通の家の様な作りで、屋根裏っぽい広い部屋は、ホテルというよりもどこかの家にお邪魔した様な感じでした。

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(壁の斜め加減が、屋根裏っぽいでしょう)
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(これは本館の方です)

インバネス
Ardconnel House
街の中心から徒歩2-3分の住宅街にある、地球の歩き方にも載っていた家族でやっているB&B。朝食で食べたニシンの薫製がおいしかった。駐車場は無いけど、B&B前に路上駐車でOKみたいなので問題無しでした。食べ物を部屋に持ち込むのは、臭いが付くので禁止との事なのでやめましょう。部屋はきれいで可愛く飾ってあり、おっさん一人には不釣り合いではありますが、Wi-Fiもあり、食事もおいしくいい宿でした。

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(テディベアがお迎えしてくれます)
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(朝食はレストランで。ニシンの薫製の焼いたものが、おいしかったです)

キャンベルタウン
Seafield Hotel
インターネットにつながるホテルが少ないキャンベルタウンで、当時Wi-Fiがあった唯一と思われる宿。HPにはロビーでつながると書いてあったが部屋でもつながりました。家族でやっていてレストランやパブスペースもあり、田舎街ですがここだけで事足ります。ホテル前の駐車場は広く全然問題無し。宿のご主人がいろいろと声をかけてくれて、助かりました。今回泊まった中では宿の人とのコミュニケーションが一番たくさんあり、英語が苦しいとはいえ一人旅行には一番ほっとする宿でした。

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(シングルルームだけどベッドはダブルサイズです)
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(トイレとシャワールーム。お湯はちゃんと出ます。真ん中のパイプみたいなところにスチームが通って熱くなるので、自分で洗濯したらそこに一晩干せば乾きます。どこの宿にもだいたい付いていました)

セントアンドルーズ
Hoppity House
e-mailで予約して行きましたが、手違いで部屋が取られていなかったので、ビックリ。予約を受け付けましたというe-mailのコピーを持っていったので、それを見せてちゃんと予約してある事が確認できたので、あちらの手違いである事が判明。1泊は空いていたツインに泊めてもらった(もちろんシングル料金)が、もう1泊は部屋が無いとの事で、別のB&Bを探して紹介してくれたので事なきを得ました。何事も予約していった場合は、予約した事が証明できるものを持っていく事をお勧めします。
宿は外観と異なり内装はモダンできれい。若い夫婦がやっていて、旦那さんの、私の年から見れば若いお兄ちゃんがオールドコースでのプレーの予約の仕方とか、コースに出た時には右には行くなずっと左サイドを狙っていけとか、いろいろと教えてくれました。B&Bですが、朝食はパンやフルーツ、コーヒーや紅茶が部屋に備えてあり、部屋で自分で作って食べるシステムになっているので、レストランはないです。このシステムは、早朝にオールドコースに並ぶのにはとても便利でおすすめ。今回泊まった中で宿の中で唯一部屋に冷蔵庫があったのもGoodでした。宿の前に1台分だけ駐車スペースがありましたがずっと埋まっていて使用できず。街の中の駐車場を探しまわる事になりました。全英女子オープンが週末に開催されるためか、観光地なのでいつもの事かわからないですが、宿も駐車場も街の中も混雑しているので、要注意です。コインパーキングが多いですが、あまり空いていなくて街をうろうろしていましたが、街の端の方に行くと無料駐車スペースがあったので、そこに停めました。小さい街なので、端の方でも散策がてらちょっと街の中を歩くだけで大して問題ないので、節約にはそれがおすすめ。ネットはWi-Fiが問題なく使えます。

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(私が泊まった中では最もモダンでした)
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(朝食と冷蔵庫、液晶テレビ等等、ファシリティも充実)

2012年11月23日 (金)

リンクスへ (4) - リンクス巡り -

せっかくリンクスでプレーするのだから自分のクラブを使いたいので、大変だけどゴルフバッグをかついで行きました。KLMではゴルフバックの持ち込みは事前申請が必要との事だったので、事前申請したら持ち込み料金を数千円取られました。帰りは取られなかったので、申請しなければ日系航空会社の様に無料だったかもしれません。
また、リンクスはたいてい辺鄙なところにあるので車で行くしかありません。という事でレンタカーを借りて車で行動しましたが、イギリスは日本と同じ右ハンドル左側通行で、運転に問題はありません。高速はたいてい無料、また、総じて運転マナーはすばらしく、日本とは比べ物になりません。暴走する事も無く、かといってチンタラ走って後ろに迷惑をかける事も無く、人の居ない田舎道では速く走るけど、危険そうな所や街に入ればスピードを落とし、譲り合いかつスムース。ほとんどの車がその様に運転していて感心しました。運転マナーと言えば私の経験ではアジア圏は相当なものですが、一番のビックリは仕事で中国に行った時に、北京の空港からホテルまで運んでくれた車は、100キロ超えで高速道路走行中、2車線道路で前方に車が並走していて前が詰まった際に、そのままスピードを落とす事も無く、なんと並走する2台の車の間をすり抜けるべく2車線の中間ライン上を通って、2台まとめて追い抜いたのです。両隣の車との間隔は30cmくらいしかない。あまりの予想外の行動に我々日本人乗客は言葉を発する事も出来ず、ひたすら足を踏ん張り、両手で手すりを握りしめ、追い抜き完了までの約10秒間生死の境をさまよいました。とても客を乗せているとは思えない命知らずの運転手でしたが、腕は良かったのかもしれません。これならF1ドライバーの世界も中国人が席巻するかも(??)。

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(VW Golfを借りたはずでしたが、出てきたのはKIAなる聞いた事も無いメーカーの車。後で調べたところ韓国車の様でしたが、良く走りました。スーツケースとゴルフバッグも一緒にトランクに詰める広さがありました。)

本題に戻り、ゴルフ場には車で行きますが、行ってからどうしたら良いのかというところも、小心者の私には行く前に知っておきたいところでしたので、いろいろ準備しました。まずは、日本からインターネットでラウンド予約は入れておきました。イギリスのほとんどどこのゴルフ場も、ビジターに対してオープンです。ビジターの時間や曜日が限られているコースも結構ありますが、どうせ旅行で一日中時間があるのでスタート時間を気にする事もなかったです。夏だったので夜は10時くらいまで明るく、夕方5時スタートすらありました。曜日指定のあるコースは少ないですし、日程を考えれば合わせられなくもない。という事で、たいていのゴルフ場でプレーできます。とはいえ全英オープン開催コースは結構プレーが難しい様です。セントアンドルーズオールドコースは以前書いた通り、プレーできませんでしたし、カーヌスティは一人ではインターネット予約が出来ず、キャンベルタウンのホテルのオヤジさんにも電話で予約を入れてもらうようにお願いしてトライしてもらいましたが、一人予約は出来ない様で結局予約が取れませんでした。プレー代があまりに高いので行く気はありませんでしたが、ターンベリーミュアフィールドも、超高いホテル滞在が条件等、財力が必要で、普通のビジターが一人で行ってプレーするのは難しい様です。

という事で、予約はしてあるのでプレーは出来るはずですが、行ってみるとあちらのゴルフ場には日本のようにカウンターとか受付という様なところがありません。予約の管理及び料金の支払いは普通はプロショップ(道具などを売っているところ)でやっていますので、まずプロショップに行って、名前及びインターネットで予約してある事を告げます。確か前払いで支払い(もちろんカードでOK)を済ませると、スタート時間を確認して、もう行っていいよとか、あの組の後だよとか言ってくれます。プロショプとスタート小屋が別になっているゴルフ場もあって、そんなところではプロショップで予約の確認及び支払いをすると、スタート小屋に行って呼ばれるまで待っていてくれと言われます。スタート小屋でその旨を告げて待っていると順番になったら教えてくれます。

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マクリハニッシュGCのスタート小屋兼プロショップ)

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ネアンGCのスタート小屋(左)とクラブハウス(右)。プロショップはクラブハウスの方にありました。)

プレーはすべて日本で言うところのスループレーで、18ホール一気にまわります。だいたいコースが9ホールで帰ってくる様な作りにはなっていません。9番ホールはクラブハウスから一番遠くにあります。そのクラブハウスですが、ロッカールムもあり、シャワーが付いていたりしますが、とても簡単なものでした。ゴルフ場によるのかもしれません。ホテルも近いし夏でも汗をかく様な暑さではないので、私はロッカールームはほとんど使わず、車で靴を履き替えて、着替えはもっぱらホテルで行いました。クラブハウスにはラウンジやレストラン等もあります。私は一人だったので入りませんでしたが、多分ビジターも普通は入る事が出来るはずです。

ラウンドは当然歩きですし、何も言わなければ普通はセルフです。バックは本当に背負うか、トロリーを借りて転がすかです。実際担いで回りもしましたが、スタンドタイプの軽いバッグでしたし、ちょっと肩が痛いくらいで特別疲れるということも無かったです。むしろゴルフは歩いて回るものだという感じを強くしました。カートも無くはない様ですが、身体が不自由な方のためのものです。

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(トロリーはこんな感じで、これを転がして歩きます。バッグを背負わないので肩が痛くならないから、ミスショットの言い訳が一つ減ります。)

私は一人で行っていましたが、最初ずっと一人で回っていました。ホテルのオヤジさんに聞いたら、自分から組合せにしてくれと言わないと、してくれないそうです。一人ゴルフもたまには悪くはないですが、寂しいものです。という事で、何回かは思い切って組合せで外人と回りました。詳細はまたの機会に。

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