2021年8月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
フォト

ウェブページ

無料ブログはココログ

« マクリハニッシュ デューンズ (Machrihanish Dunes) - 羊が芝を刈る - | トップページ | ノースベリック ウエストコース (North Berwick Golf Club) - 歴史に思いを馳せて - »

2012年10月 9日 (火)

ブローラ (Brora Golf Club) - ちょっと原始ゴルフ -

話が前後しますが、私のリンクス初体験はブローラゴルフクラブでした。スコットランドでもだいぶ北の方、インバネスからさらに北へ車で2時間ほどかな。名コースとの誉高いロイヤルドーノックから北へ30分ほど行った北海に面したリンクスコースです。当時はココが最北のリンクスかと思って行ってみましたが、さすがスコットランド、もっと北にもまだまだ一杯コースがありました。それについては別の機会に。

Rimg0031_2
(Brora Golf Club クラブハウス。どこのクラブハウスも質素な感じ。)

ここの特徴は何と言っても、牛や羊と共にするラウンド。マクリハニッシュデューンズでは羊がフェアウエーの芝を刈るとの話ですが、ブローラにも牛や羊が放牧されており、最初は牧夫が始めたのではないかと言われる原始ゴルフが体現されています。とは言うものの、そこら中に牛や羊がうろうろしている訳でもありません。大抵は牛はラフの端っこの方に寝そべっており、羊もラフで草を食んでいます。
さすがにグリーンを痛めない様に、クリーンの周りには針金が張ってあり、牛や羊の侵入を防いでいます。日本でもイノシシよけとして時々見かけるような針金ですが、電気は通っていません。ゴルファーはパットする時には針金をまたいで中に入ります。

Bg
(グリーン周りに柵が!!)

しかしながらほとんど牧場ともいえるのも事実で、主にラフにですが牛の排泄物らしきものが点在しています。1744年にエジンバラで制定された記録に残っている最古のゴルフ規則によると、「ボールが水やドロドロした汚物等の中に落ちた場合、ボールを自由に取り出し、それらのハザードの後方に移動し、任意にクラブで打つ事が出来る。ただし、1打を相手に与えなくてはならない。」とあるそうです(ゴルフとイギリス人 ちくま新書 より)。まさにその様な状況にすぐにでも陥りそうです。
今のルールには汚物に対する直接的な表現はたぶん無いと思いますが、身の危険を承知でそのまま打つか、アンプレアブルを宣言して1打罰でリプレイスするか、という事になるのでしょう。幸い私の打ったボールは直撃する事はありませんでしたので、その様な選択を迫られる事もありませんでした。それよりも、もしショットを曲げて牛に当てて死んじゃったりしたら弁償しないといけないのかとか、怒って襲ってきたらどうしようとか、つまらん事を心配しながらショットしていました。フォアーの声も役に立ちませんし。

Rimg0040_2
(ラフの牛さんたち)

いくらリンクス好きでも、そんなゴルフはしたくないという方もいるかもしれませんが、それはブローラゴルフクラブのほんの一部にすぎません。コースは1891年設立で、多くの名リンクスの設計者であるJames Braid作の紛れも無く立派なリンクスです。ラフはとんでもなく深いという事は無かったし、若干距離は他のコースより短めだったような気がしますが、昔ながらの自然の地形を生かしながらも趣向を凝らしたホールが作られており、なかなか楽しかったです。

Rimg0041_2
(のんびりした雰囲気です)

Rimg0033_2

(こんなに海に近いです)

« マクリハニッシュ デューンズ (Machrihanish Dunes) - 羊が芝を刈る - | トップページ | ノースベリック ウエストコース (North Berwick Golf Club) - 歴史に思いを馳せて - »

ゴルフ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ブローラ (Brora Golf Club) - ちょっと原始ゴルフ -:

« マクリハニッシュ デューンズ (Machrihanish Dunes) - 羊が芝を刈る - | トップページ | ノースベリック ウエストコース (North Berwick Golf Club) - 歴史に思いを馳せて - »